2008年1月9日水曜日

吉方位

お正月早々、マダム晶子先生の鑑定を受けた家人が

「元気を沢山もらったよ」

と意気揚々に帰宅した。


家人は元々科学分野で研究職に就いていた。
体を壊して離職したとはいえ、頭の中は理論を求める左脳が発達している。

そんな彼が、近日見たことのないスッキリとした表情で、気学占いから帰ってきたのだからよっぽどの納得感があったのだろう。


気学は占いというよりも学問といった方が、その理論の深さを説明しやすい。
マダム晶子先生は、森羅万象の真髄を占いという形で私たちの前に分かりやすい言葉で広げてくれている。
だからこそ、左脳優位で活躍するビジネスマンのお客様も多いのだ。


家人は、将来の目標に対して自分自身でも大きなヒントが得られるだろう吉方位を教えてもらったようで、早速次の日、嬉々としてその方角への日帰り旅行に出かけていった。

その効果はすぐ現れたようで、目的地につくまでにそのヒントが見つかったらしい。
嬉しかったのだろう。
地酒に地ビール、干物といったお土産を買って夕方にならない内に帰宅してきた。

何が見つかったのか、それは教えてくれないが、晴れやかな顔が私にとっての吉方位のご利益だった。


人が元気になるというのは、その周囲も自然に幸せになるのだ。


お土産のおかげで、夕飯の支度をする必要がなくなったのだが、もう少しゆっくりしてくればよかったのに・・・・と、一人の時間を楽しんでいた私は思うのだから、人の欲望はつきないものだ・・・笑

 
                                               by sole(ソ・ル)